まるまる新聞   10号

まるまる新聞

農業をする生き物

農場を作る?!

農業をしたり、植物を育てたりするのは人間だけだと思っていませんか?
実はほかにも農業をする生き物がいるのです。

白アリというと家の柱などを食べてしまう、厄介な害虫というイメージがあります。
しかし、すべての白アリがそのようなものを食べるわけではありません。
アジア、アフリカの亜熱帯地域にハキリアリというアリがいます。

ハキリアリは名前のとおり、葉を切るアリです。
とても変わったアリで、切った葉を使って農業をします。
ハキリアリの農業が進化したのはおよそ5000万年前と考えられるので、人間の農業よりもはるかに古いのです。
ハキリアリは葉を切って巣に運びます。でも、葉の方がハキリアリより大きいので、まるでたくさんの葉が自分で地面を歩いていくように見えます。

 葉を運ぶ道は決まっていて、ある種のハキリアリでは平らな道が100メートルも伸びていたこともあります。

 葉を運ぶハキリアリとは別に、小型働きアリと呼ばれるハキリアリが道の脇をパトロールしていて、さらに巣は兵隊アリがしっかりと守っています。
地下の巣の中の部屋が、ハキリアリの農場です。

一体アリが何を育てているんだろう……。

角彦
角彦

にんじんとか、大根?

大きすぎるよ!!

育てるのは……、

そこの床に葉を敷いて、キノコの仲間を栽培するのです。
数匹がかりで雑草を引き抜いたり、自分たちの糞を肥料にしたりして、きちんと育てて収穫をするおです。

このようなハキリアリの農場にも、病原菌が入ることがあります。そのために、ハキリアリは、何種類かの抗生物質を使っているようです。
しかし、ずっと同じ抗生物質を使っていると、それに耐性を持った病原菌が現れます。
人間の農場でも、雑草などを枯れさせるために、いろいろな農薬を使っています。しかし、使い始めてから10年ぐらいすると、農薬に耐性を持った雑草などが現れます。そのため、農薬を変えたり、他の農薬を加えたりしなくてはならないのです。
そう考えると、長い間同じ抗生物質を使い続けているハキリアリの農場などは、たちまち崩壊してしまうのではないでしょうか。

 たしかに、そういうこともあるようです。しかし、だいたいの、農場はうまく機能しています。つまり、ハキリアリの使っている抗生物質はずっと機能しているのです。
こうして、ハキリアリたちは自分たちで「栽培」したキノコを食べています。

凄い!
歴史が長い……。

理由は?

ハキリアリがキノコを育てる理由は2つあると考えられています。
1つはエサになる枯れ木や落ち葉に栄養分があまり入っていないのでキノコを食べて栄養を取るということです。
2つ目は自分たちのした、糞などを菌に分解してもらうためです。
これは再びハキリアリたちが食べる菌になります。

一説では数百万年間同じ抗生物質を使いつづけているそうです!

ひょえー!!
凄すぎる!!!!

凄い……。
アリでも農業をできるなんて。
僕はできないのに。

え?
何でできないの??

育ててみたんだけど枯らしちゃったの。

ちゃんとお世話したの?

したよ!
トマトもちゃんと水やりもしたし。
ちなみに11月に植えたよ!

一同
一同

え?!

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