
「かじ美……今日は コア子ちゃんが 遊びに来るんでしょう…? 片付けなくていいの…?」

ばぁぁぁぁぁん
かじ美「え? 別に 片付けなくていいよ~、汚くないし~」

母 「これのどこが 汚くないって言うのよ!! 片付けなさいー!!」
かじ美「ひぃぃぃ! 分かった、分かった! 片付ける!!」

「はぁ~、どうせすぐ 汚れるのにな~」 がたん

「こんなもの まで、どこから引っ張り出してきたのよ~」

「雑誌は…ここか……」 ばさっ

じゃらっ 「まぁ! これ、私の ネックレスじゃないの!!」
ー数分後ー

「ふ~、やっと 片付いたわ……」

ピンポーン♪
母「あっ!、葉田さんたち 来たんじゃない?」

がちゃり

葉田「こんにちは~」
母 「いらっしゃ~い! かじ美、何で隠れてるのよ!」

母「じゃあ、どうぞ~ 」

母 「飲み物は何がいい? お茶にしておく? オレンジジュースもあるわよ?」
葉田 「あらまぁ…ありがとう~ オレンジジュースもらうわ。」

かじ美「コア子ちゃん、遊ぼう!」
コア子「そうだね!」

葉田「まぁーっ! その サボテン、いいわねぇ~!」
母 「これねぇ~、こないだ ホームセンターで………」

「きゃはは、かじ美ちゃん なに描いてんの? おっかしいー!!」

母 「こないだ インテリアのコーナーに……」
葉田「いいわよね~、それに………」
ーそしてー

「ばいばーい!!」
「また来てね~!」

かちゃ かちゃ 「急に 静かになったわね~」

「よいしょっと」 シャーッ

じゃじゃーん
「なによ これはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」