「あれ~? 印鑑、どこに やったかしら……」
「う~ん、ここにもないわねぇ~」
「あっ、タンスかしら……」
ガタッ
ぼろ ぼろ ぼろ ぼろ
「きゃああああ!? なによ! この、ゴミの山は!!」
「あぁっ! まずいぞ……あれは……」
ーよみがえること 6日前ー
「あ~、この 飴 美味しかった~」
「ゴミ箱 遠いな~、捨てに行くの めんどくさいなぁ……」
「とりあえず タンスに入れとこ…一個だし いっか!」
ー次の日ー
「は…は…はぁっくしょぉん!!」
「あれ……ここ ゴミ箱ないや……」
「タンスでいいか……まだ 二つしかないし、大丈夫!」
ー次の日ー
「ぬいぐるみから ワタが出てきちゃった!」
「捨てるのはもったいないから、とりあえず タンスに入れとこう……」
ー次の日ー
「今度 まとめて 捨てるし……まだいいかな…」
ーさらに次の日ー
「だいぶ たまってきたな~、明日 捨てよう。」
ぱたん
ー次の日ー
「やっぱり、また明日でいいか~」
ーそして今にいたるー
「ま…まずいな……」
「とっ…とりあえず……! お母さんから 逃げなきゃっ!!」
「か……かぁじぃみぃぃぃ!! 待ちなさいぃ~!」