かじ美「コア子ちゃん、まだかな?」
ねず美「一緒に 買い物 行くって 約束したはずだけど…」
「かじ美ちゃん、ねず美ちゃん! 遅れて ごめ~ん!!」
ねず美「え? なになに……」
バァァァァァァァァァン!!!
かじ美「って、えーっ! コア子ちゃん!?」
コア子「ごめん ごめん💦 ちょっと寝坊してさ~!」
ねず美「えーっ、今日 なんか とんでもなく おめかし してるじゃん!」
コア子「あぁ。お母さんが 『たまにはこんな服も 着なさい』 ってさ 」
かじ美「いや~、ビックリだな! でもその服 動きにくくない?」
コア子「う~ん、それはある! 走ったりできないんだよ~」
どてっ
ねず美「動きにくそうだしさ~、着心地どうなの? それ」
かじ美「あれ? コア子ちゃん……?」
かじ美「って……うわーっ! 転んでる!」
ねず美「コア子ちゃん 大丈夫?」
コア子「自分で 自分の 裾ふんじゃったみたい💦」
かじ美「でも、スカート分厚いから ケガはないみたいね。」
コア子「で、まだ着かないのかな~、リボン屋さん。」
ねず美「リボン、期間限定っていうから 絶対 買いたいよね~!」
かじ美「そう? 私は期間限定 どんぐり がいいな~💛」
コア子「あった! ここ、ここ! わ~、いっぱい ある!」
かじ美「どれも300円だって。お得だな~ 」
「うぅ~ん……、どれにしよう…。」
ねず美「この ピンクなんか 可愛いんじゃない?」
コア子「私 すでにリボンつけてるからな~、反対色がいいかも。」
「いや、それよりかさ…」「でも…こっちも…」 ごにょごにょ
ーそしてー
コア子「よし! 私は白色に きーめた!」
ねず美「私は 白色に似合う 灰色!」
店員「は~い、300円ずつ だよ~!」
ねず美「あれ? かじ美は どこに行ったんだろう?」
コア子「あれれ? おーい、かじ美ぃー!」
かじ美「あ~、買い終わった~?」
コア子「え! かじ美、どこ行ってたの?」
かじ美「あぁ、ちょっと どんぐり 買いに行ってた!」
「どんぐりぃ!?」
かじ美「なんたってさぁ~、期間限定だよ!?」
ねず美「へ~! どんぐりも 期間限定だったんだね」
コア子「いや~、いいのが買えたよ~!」
かじ美「こっちも いい どんぐりが買えたよ~! ところで、どんぐりいる?」
「いる!!」
「どんぐりって美味しいね…」
「でしょー! 美味しい、美味しい💛」
おしまい