まるまる新聞    22号

人間は気持ちを伝えるのが上手?

表情筋とは

人間はいろいろな表情をします。
怒ったり、笑ったり、悲しんだり、喜んだり……。
人間はこのような気持ちを表情だけで伝えることができます。
そもそも、表情を作り出すのは顔の皮膚を動かす表情筋という筋肉です。
表情筋は、顔と頭部、頸部の一部にある筋肉です。
普通、体の筋肉は、骨と骨をつないで、筋肉を動かし、関節や付いている皮膚が動くという仕組みですが、顔の筋肉は少し違って、表情筋と皮膚が直接くっついているので、表情を作ったりする細かな動きにも反応できるのです。この動きがあるから、色々な表情を作り出せるのです。代表的な表情筋の種類

代表的な表情筋の種類       

・頭蓋表筋とうがいひょうきん                       
・皺眉筋しゅうびきん
・眼輪筋がんりんきん
・頬筋きょうきん
・上唇挙筋じょうしんきょきん
・大頬骨筋だいきょうこつきん
・小頬骨筋しょうきょうこつきん
・笑筋しょうきん
・口角下制筋こうかくかせいきん
・下唇下制筋かしんかせいきん
・オトガイ筋おとがいきん

うさ美
うさ美

ぎぇぇぇぇぇ!!
漢字だらけぇぇぇ! これ覚えるの?!

ちっころべ
ちっころべ

いや、覚えなくてもいいんだよ……。
これはちょっと頭がぐっちゃぐっちゃだね~。

もしも筋肉を動かさないと皮膚も動かなくなり、動かさない時間が長ければ、筋肉も弱り、皮膚も支えられなくなってしまいます。
表情筋は生活の中で、約30%しか使っていません。
無表情で筋肉を使わなかったり、加齢などで筋肉が衰えてしまい、表情筋が弱ってしまいます。
弱った表情筋は今までの顔のハリなどのバランスを崩してしまいます。

動物との違い

人間は哺乳類の中でもとりわけ表情筋が発達しています。
さらに顔にほとんど毛がないので、表情が毛に隠れることもありません。
また他の動物たちと違って、人には白目があります。
そのおかげで、相手の目を見ればその人がどこを見ているのかが分かります。

人間ののどは特別な作りをしているので成長をするにつれていろいろな音を出せるようになります。
様ざまな音を並べて単語にし、単語を組み合わせて言葉としてしゃべることができます。
人間以外にも音でコミュニケーションをとる動物はたくさんいます。
犬や猫は鳴き声で、イルカは超音波で仲間と会話をします。
ですが、それらの動物の出す音は種類が多くありません。
言葉をつなげるための複雑な文法もありません。
表情や言葉で自分の気持ちを分かりやすく伝えられるのは人間だけの特技です。
実はそのようなことは難しい技術なのです。

うさ美
うさ美

さっき、人間は白目だからなんとかかんとかって言ってたけど
うさぎとか普通の動物は黒目だから可愛いんでしょー!?

ちっころべ
ちっころべ

え、いや可愛さの話じゃないんだけど……。
コミュニケーションの話なんだけどなぁ。

うさ彦
うさ彦

こまにゅけーしょん、だかなんだか知らないけど
表情筋の種類が多すぎて頭がくらくらだよ~。

木戸
木戸

表情筋はすごかったね~。
名前付けたのだれなんだろ?

サーキー
サーキー

あれでも一部だからね……。
複雑だね~。表情ってすごいね。

それより今日の昼ごはんはなんでしょう?


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